「脱炭素経営」とは?

脱炭素経営とは、脱炭素化を目標とした事業方針を定め、企業経営を行うことを指します。脱炭素とは、CO2排出量を実質ゼロにする、カーボンニュートラルの実現を目指す取り組みのことです。日本では2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、企業経営でも脱炭素化への意識が高まっています。

企業の脱炭素経営への取組状況

パリ協定を契機に、企業が気候変動に対応した経営戦略の開示(TCFD)や脱炭素に向けた目標設定(SBT、RE100)などを通じ、脱炭素経営に取り組む動きが進展しています。こうした企業の取組は、国際的なESG投資の潮流の中で自らの企業価値の向上につながることが期待できます。また、気候変動の影響がますます顕在化しつつある今日、先んじて脱炭素経営の取組を進めることにより他者と差別化を図ることができ、新たな取引先やビジネスチャンスの獲得に結びつくものになっています。

TCFD、SBT、RE100に取り組んでいる企業数(2022年12月31日時点)

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